活動報告 Report

平成28年2月定例月議会一般質問(4)

2016-02-28 (Sun) 16:33

 4、少子化対策について
 

 (1) 子育て支援の取組について。

◆ 少子化対策について、子育て支援、多くの自治体、または国は、本県も例外ではなく、取組をしております。
 しかし、安全に安心して子どもを産み育てられる環境を提供するさまざまなジャンル、いろんなことを全方位的に環境づくりに取り組む、そのことによって子どもを産み育てようという方々が一人でも多く増えればということで子育て支援というものはされているというふうに理解します。そのことによって成果も得られている部分もあるのかもしれません。
 しかし、当然のことながら、直接的なものではないような気もします。少子化対策、多くの子どもが生まれ、そして次世代の長崎県、または日本をしょって立つ、そういった取組の中においては、やはり支援の制度というよりも、私は、子どもを育てる時、または人が何かしらのものに啓発されたり、家族観とか、人生観とか、国家観とか、そういった大きな流れの中で育まれていく精神であるというふうに思います。
 子育て支援の取組を否定するのではなく、それはそれとして評価しながらも、そうではない部分、教育の分野ではどのように家族に対する思いや自分の子どもを育てていくといったところ、そういったところを育んでいらっしゃるのか、答弁を求めます。

◎教育委員会教育長
 学校教育の現状でございますけれども、道徳教育で、愛情を持って育ててくれた家族への感謝の念を深め、命のつながりを実感させて、家族の一員としての自覚を高める教育に取り組んでおりますし、また加えて家庭科では、子どもを育てたり、精神的な安らぎを与えたりする家庭や家族の大切さを理解させ、将来の生活への意識を高めるよう取り組んでおるのが現状でございます。

◆ 愛情を持って育てられた子どもたちは、その自分が受けた愛情を誰に次は注ぐのでしょうか。自らの家族をつくり、自分の子どもに注いでいく、そういう考えでよろしいのでしょうか。

◎教育委員会教育長
 直接的なお答えにならないかもしれませんが、例えば、虐待の連鎖ということが言われます。虐待を受けた子どもさんは、自分が大人になった時にまた虐待をする頻度といいますか、可能性が高いというようなこともありますので、議員ご指摘のように、私はそういう教育を学校だけではできないと思っています。
 ただ、今申し上げたとおり、家族の大切さ、家族からもらった愛情の大切さということを自覚できるようになれば、それはその子どもたちが大人になった時に、またその次の世代の子どもたちへそういう愛情を注いでくれるのではないかというふうに考えております。
 しかし、それはやはり学校教育だけでは限界があると思っております。先ほど言ったように、親の姿を見ながら子どもたちが育っていく場面もありますので、やはり家族観や人生観を育む教育というのは、学校だけではなく、家庭や地域社会と一体となって取り組んでいく必要があるというふうに考えているところです。

◆ 少子化対策は、まさしく子どもを産み育てる環境づくりをすると同時に、子どもを産み育てることを望むことであるというふうに理解します。
 当然のことながら、さまざまな形があります。社会においても課題として、またはそれぞれの尊重として、そういった理由が存在していることも理解をします。
 しかし、少子化対策に取り組む以上は、私は誰が誰にどのように啓発していくのか、このことをしっかりと事業の真ん中に置かなければ、ただ、事業や施策を打つだけでは、いつまでたっても効果がないんだというふうに思います。事業には一つひとつしっかりとした理念と哲学がなければ効果は期待できません。
 最後に、2分ございますので、少子化対策について、今のやりとりを聞いて、知事のお考えをお伺いします。

◎知事
 少子化対策につきましては、やはり子どもを産み育てることができるような環境整備が一つ大きな課題になっているところでありますが、そういった課題に加えて、子どもを持ち、産み育てる世代の方々の意識改革というのが非常に大切ではなかろうかと考えているところであります。
 先ほど、人生観、家族観というお言葉で表現されましたけれども、確かに子育てというのは大変負担になりますし、厳しい課題もございますけれども、逆にそうした課題を乗り越えて家族を設けることのすばらしさ、その意義、そういったものを若い人たちにも理解していただくということが原点になってくるのではないか。
 そういった意味では、そういう思いを理解していただけるように、出前講座等も積極的に展開していかなければいけないと思っているところであります。
 

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