活動報告 Report

11月定例会一般質問内容「離島の産業活性化について」

2011-12-02 (Fri) 11:20
山本県議質問

2、離島の産業活性化について。
 第1項目で、島の特色、強み弱みも含めて島の色を活かした施策についてどのようなものがあるかと質問をいたしましたが、やはり各島の長期的な活力を維持していくためには、産業の盛り上がりは欠かせない要因であります。私は、その中心は1次産業と観光、そして、地に足を付けて長年にわたりその地域で頑張っていらっしゃる産業であると考えます。
 (1)観光振興について。
 まず、離島観光についてお尋ねいたします。本土と離島の観光の違いは何か、島ならではの観光とは何か。島を訪れようとする人たちを待ち受けているもの、それは当然本土や都市との隔絶です。その非日常的な空間に身を置き、その地域ならではの風習や文化伝統による独特な風景にその身を任せることができる観光、現代社会で忘れられた日本の心、出会ったばかりの他人のことに一生懸命になれる人々との触れ合い、目の前で生産されたばかりのものをいただくということによって感じることのできる素材のうまみ、そして、自然とわき上がる感謝の心。離島観光には、本土と隔絶されて生まれた自分と向き合う感動の瞬間が満ちあふれています。そして、島の人たちとともに行う体験には日常を忘れさせる瞬間が存在します。それはやはり周囲を海で囲まれているという揺るぎない事実がそうさせているのだと思います。そのようなことから、全国から修学旅行や体験学習のフィールドとしても、豊かな心や強い心を育む島として長崎県の離島には多くの学校や子どもたちが訪れています。
 長崎県観光において、離島観光も今後さらなる磨き上げが必要であると思いますが、これらを発展させるための取組、またその方策についてお尋ねします。
 さらには、それぞれの島についてお伺いします
 「しまは日本の宝」戦略においては、壱岐・対馬・五島における取組について記されておりますが、観光についてそれぞれの島の魅力と現状をどのように分析され、どのような可能性を感じているのか。そして、観光振興について、今後の方向性をお聞かせください。あわせて地域をより一層磨き上げ、観光分野はスピーディーな動きが求められるわけですが、即効力ある展開を果たしていくためには、県が地域に入り込み、積極的な関与を行うことも必要であると認識しますが、ご所見をお伺いします。

知事答弁 

 「しまは日本の宝」戦略についてのお尋ねでございます。
 五島列島や壱岐・対馬は、それぞれに独特の歴史や文化、豊かな自然や産物といった個性にあふれ、本土にはない地域資源に恵まれた宝の島であると考えております。このため、今回の重点戦略案におきましては、五島列島については教会群と椿、壱岐については古代ロマンと麦焼酎、対馬については韓国との交流といった明確な島づくりの方向性をお示ししながら、今ある資源にさらに磨きをかけ、最大限に活用することによって、雇用の創出、地域の活性化につながるようなプロジェクトを展開してまいりたいと考えております。
 特に、壱岐におきましては、福岡からわずか1時間という地の利を活かして原の辻遺跡や古墳群といった古代ロマンを体験できるような取組や受け入れ環境の整備を進め、交流人口の拡大を図っていくことが島の活性化の第一歩につながってくるものと考えているところでございます。それぞれの島の振興に向けたプロジェクトの推進に当たりましては、地元の市や町の皆さんと一緒になって考え、知恵を出しながら振興策の策定に力を注いでまいりたいと考えております。

文化観光物産局長答弁

 3島それぞれの魅力や現状の分析、今後の可能性及び県の積極的な関与についてのお尋ねでございますが、対馬につきましては、韓国との交流の歴史や近さ、交通アクセスを活かした韓国人観光客の受け入れ促進、壱岐につきましては、原の辻遺跡等の古代ロマンと触れ合いあふれる農漁業体験、福岡との近接性を活かした国内外からの誘客拡大、五島列島につきましては、教会やキリシタン文化と椿、五島うどん等の組み合わせによる国内及び韓国からの誘客拡大など、それぞれに特有の魅力を活かした観光振興に大きな可能性を有しております。
 このため、県におきましては、こうした魅力を一層高めるため、引き続き食の観光の取組を推進するとともに、各地域の歴史文化を活かすための体制整備や人材育成、離島地域の外国人観光客の受け入れ対策などに積極的に支援を行ってまいりたいと考えております。こうした具体的取組を進めるに当たりましては、市町や地域の皆様と認識の共有を図りまして、県が持つ情報やノウハウ等を地域にしっかりと還元していくことが重要と考えておりまして、振興局を含め、県からも地域の取組に積極的に加わり、地域と一体となって事業を推進してまいりたいと考えております。

山本県議質問

 観光振興についてご答弁をいただきました。積極的に県の方からもというような話の中で、人材育成と同時に地元振興局等と連携をしながらということでお話をいただきました。今後の方向性として、そのような形で積極的に関与していただくということでございましたが、この人材育成をもう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。

文化観光物産局長答弁

  観光におきましては、いかに観光客に魅力的な観光の要素を提供できるか、特におもてなしをどのように整えるかがすごい重要でありますが、その際は何といっても地域において熱意を持って、観光に地域挙げてさまざまな関係団体が取り組むことが重要というふうに考えておりまして、そのための働きかけを県としましても、例えば、宿泊施設のグレードアップ推進事業におきましては、地域の人たちが協議会をつくって受け入れ計画を策定するとか、観光基本計画において地域において観光振興のための計画を策定する際に協議会を設けていただくなり、いろいろな協議会を設けるような仕組みを働きかけることによりまして、人づくりが推進されるような取組に全力で取り組んでいるところでございます。

山本県議応答

 ありがとうございます。当然地元がまずはしっかりと自らの足で立ち上がり、どのようにしていくのかということも含めて活動していくことが必要でございますが、やはり地元というか、離島等々では情報についても限りがございますので、県で集約いたしました情報についてもしっかりと流していただいて、その辺も含めて強力にバックアップをしていただき、同時に引き上げていただきたい。そのようなことも申し上げておきたいと思います。

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