活動報告 Report

11月定例会一般質問内容「教職員と地域の関わりについて」

2011-12-02 (Fri) 11:20
山本県議質問

4、教育・スポーツ振興について。
 (1)教職員と地域のかかわりについてお尋ねします。

 私は、これまで多くの大変すばらしい先生方に出会えたと思っています。また、私が知っている先輩や友人、後輩も本当に人間味のある教員として教壇に立っております。学校の先生は、その多くが大学を卒業され、教員として社会に出るわけでありますが、その時点で年齢は22歳、大半が25歳前後ではないかと思われますが、これは教員に限らず、他の職種についても4大卒ではそのような状況です。しかしながら、身を置く環境はどうでしょうか。子どもたちの教育の現場であります。人を育てるという大変崇高であり、国家の明日を支える重要な職業であります。専門的であり、その一方で人間性が非常に問われる職業でもあります。そして、重要であるその立場だからこそ、はじめての採用から3年、5年、10年と研修期間が義務付けられているのです。
 そのような研修期間においては、現在、社会体験研修において地域の取組に参加するという方もおられると聞いております。これは赴任先の地域に教職員が入り込み、地域で子どもを育てるという取組に教職員が積極的に関与していく足がかりになると考えます。若くして専門的な空間にその身を置き、仕事に忙殺されながらも、教壇で子どもたちの人間形成の一助となる教育を行う教員という人間像は、社会性というものも備わっている必要があることは当然であります。ぜひとも地域の取組に積極的に取り組んでいくことを推進していただきたいと考えます。
 地域が若い教職員を育てるという形があってもいいのではないでしょうか。そして、より深く地域に入り込んだ教職員が得られるものは、自身の社会における成長にとどまらず、1人の子どものあらゆる側面を知る機会が増え、日常生活においての子どもの変化に対する目が養われるのではないでしょうか。当然のことながら、これらのことについては若い層にとどまるものではございませんが、このことについての教育長のご所見をお伺いします。
 

教育長答弁

 教職員の地域活動への参加について、私の所見についてのお尋ねでございますけれども、私も議員からお話がありましたように、教職員が地域活動へ参加することにつきましては、地域の人たちとのかかわりを通して子どもを見る目が広がるなど、自らの教職員としての資質や社会性を高める機会が得られる、こういったこととともに地域と連携することによりまして、教育活動そのものがより充実したものになるといった面もございますので、大変有意義なことであるというふうに思っております。
 各学校におきましては、現在、校長のリーダーシップで地域活動への参加を進めているところでございますけれども、県教育委員会といたしましても、若手教職員研修におきまして、地域行事への参加など社会貢献活動への研修プログラムを拡充したところでございます。今後とも、教職員一人ひとりに対しまして、地域社会の一員であるという自覚を高め、地域活動へ積極的に参加するよう、各種研修会で指導してまいります。
 次に、義務教育におけます消防団活動についての学習を拡充する必要があるのではないかというお尋ねでございますけれども、現在、学習指導要領に基づきまして、小学校4年生の社会科におきまして、消防団など地域の人々が組織する諸団体が緊急事態に対処していることや、そこに携わる人々の工夫や努力について、学び考えさせる授業を行っております。
 特に、東日本大震災後につきましては、防災に関する教育の重要性が再認識されておりまして、地域防災の最前線で貢献いたしております消防団員の活動については、子どもたちの理解が一層深まるよう、各種研修会等の機会をとらえまして各学校において指導の充実を図っているところでございます。今後も充実を図ってまいりたいというふうに思っております。

山本県議質問

  反映されるように整備をいただきたいと思っております。
 次に、教職員の地域のかかわりについて、教育長よりご答弁をいただきました。当然若い方に限ったことではございません。教職員全般について、しっかりと地域に入り込んでいろんなものを吸収いただくということも必要であると思いますし、同時にその姿勢、姿自体が地域の方々にも学校の先生というものをより近くに感じていただいて、ともに子育てについてとか教育について考えようというような雰囲気づくりもできるものだと認識をいたしております。
 その中において、やはり先ほどお話がございました、子どもたちに対する目を養うことができる。私も申し上げましたが、私が申し上げたかったことをもう一度ちょっと補足をさせていただければ、やはり目を養うという内容については角度的にもう一つございまして、今いろんなところで家庭における虐待とか、または子どもたちの悩みとか、そういったものをいろんな反応、いろんな変化でやはりつぶさに周りの大人が感じ取ることが、さまざまな事件、いろんな事故を引き起こす前の予防になるということは誰もがわかっていることでございます。そういう場合においては、やはり子どもに多く接する学校や地域というものが子どもたちの変化をいち早く察知する。それはやっぱり「勘がいい」という言葉がありますけれども、日頃からその現状を見ているからこそ、その変化にぱっと、どこか変だぞということに気付くわけでございますが、そのような目をしっかりと養っていただきたい。これも教職員の資質に含まれるというような話も聞いておりますが、そのことについてもう一度だけお話を聞かせていただきたいと思います。

教育長答弁

  確かに地域活動で教職員の皆さんがそこに入っていくというのは、要は子どもたちの変化に気付く、気付きの機会を得られるというものもございますし、また、そういった感覚を養うという意味で非常に重要な機会だというふうに思っております。そうした意味でも、昨年来、非常に不祥事の発生で教職員の資質の問題についていろいろご論議、ご心配もおかけしましたけれども、そういった意味でもこういった地域活動への参加を促進させる、そういう研修の機会も増やしましたので、おっしゃる点については教職員として非常に重要な視点でございますので、そういった視点についても今後、研修の中で十分に機会が得られるように、我々としても、そういった機会の拡大について努力していきたいというふうに思っております。

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