活動報告 Report

予算特別委員会・船舶のリフレッシュ、リプレイス事業について

2012-03-05 (Mon) 13:03

2月定例会予算特別委員会・離島の輸送コスト対策について

離島の輸送コスト対策について
【山本県議】
離島の輸送コスト対策についての質問をさせていただきます。
 これは、県内の離島基幹航路に使用されている船舶の更新、長寿命化に対する支援による運賃の低廉化として35億円の予算、本県の現状と他県の取組についてご説明くださいということで通告をさせていただきました。
 離島航路におけるリプレイス、リフレッシュ事業、国の方からの事業でございましたが、この取組について、今年取り組みをされているわけですけれども、平成21年から5箇年で行われておりますが、今、本県の現状、さらには他県も活用されていると思いますが、それらについて簡単にご説明いただきたいと思います。

【永川企画振興部長】
社会資本整備総合交付金による船舶のリプレイス事業につきましては、委員がお話されましたように、平成21年から取り組んでおりますが、これまで本県だけが取組をしておったわけでございますが、実は新潟県の佐渡市が本年度から、この交付金を活用して、本土と佐渡を結ぶフェリーのリプレイス事業に取り組んでおります。平成25年度の完成予定ということで伺っております。
 この佐渡市の事業におきましても、完成後は、本県と同様、運賃の低廉化を行う予定ということで聞いております。
 本県のリプレイス事業の状況でございますが、昨年4月に、当事業の第1船目となります「万葉」、長崎~五島航路に就航いたしました。また、来る4月1日、今年でございますが、ここでは対馬~壱岐~博多航路に第2船目の「フェリーきずな」が就航予定となっております。さらに、本年末ごろには、長崎~五島航路の「フェリー長崎」の代替船が就航する予定ということになっております。
 また、平成24年度には、福江から奈良尾~若松~小値賀~宇久~博多と結んでまいります「フェリー太古」の更新に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。

【山本県議】
「万葉」、「きずな」、そして「フェリー長崎」、さらには「フェリー太古」の更新というお話がございました。本県だけがまずは取り組んでいるということでございました。これは、国の離島航路についての基盤整備を行うという事業だったと思っておりますが、平成21年から5箇年の事業ですけれども、平成25年以降、この事業の見通し、国の取組もあるんですけれども、それと、どういう流れにあろうとも、本県は離島を多く抱える県でございます。今回、35億円の予算が付いておりますが、今後、5箇年の事業の後の姿についてお話いただけることをご説明いただきたいと思います。

【永川企画振興部長】
現在、船舶のリフレッシュ、あるいはリプレイスという事業を行っておりますが、平成21年度から平成25年度までの計画を国に提出しておりまして、社会資本整備総合交付金を活用して事業をやらせていただいているという状況でございます。
 平成26年度以降も交付金そのものは継続される見込みと聞いておりますので、5箇年計画が終了いたしますと、平成25年度には改めて国の方にお願いをしていきたいと考えております。

【山本県議】
やはり抜本的な変化、抜本的な取組もそうですけれども、実際に県民の方々が受ける変化というものがなければ、やはりそういったものの取組をしていくか、もしくは抜本的な取組を生み出すかしかないと思っております。引き続きのものをお願いしたいと思っております。
 次に、離島輸送コストのもう一つですけれども、離島の流通構造改善に向けた実態の把握や改善策の検討、輸送コスト支援に向けた市町などとともに具体的な方策、検討として1,000万円の予算が付いております。
 この事業は、国の方の概算要求として出ておりました。たしか10億円の予算であったと思います。中身としては、その基盤、仕組みづくり、構造づくりに2億円、さらに、直接輸送コストに支援をすると、それが8億円というものであったと思います。実際に予算化されたのは、その前段であります仕組みづくりの部分についての2億円を5億円にまで増額をして行っていると。それを受けての県の取組であるというふうに思っています。
 この5億円の中身について、簡単で結構でございますが、説明をいただき、さらには、長崎県における取組についてご説明いただきたいと思います。

【永川企画振興部長】
離島の流通構造改善の仕組みづくりのお話でございますが、物流のコストにつきましては、品目ごとにかなり流通の実態が異なっているという現状にございますので、まずは24年度予算においては、離島の流通の実態を把握するといったことをやっていきたい。そして、流通構造の改善策等について、関係市町と検討していきたいと考えております。
 国の来年度予算の中では、輸送コストへの直接支援というものが、委員ご指摘のように認められませんでした。ただ、流通の効率化のために必要な整備に対する交付金というものが5億円措置されたという状況でございます。
 まずは、どこにどのような施設を整備すれば、流通構造改善につながるのかといった検討をし、国の交付金を活用した倉庫等の施設整備に取り組むといったこと、輸送コストの低廉ということを目指していきたいと考えております。

【山本県議】
今、ご答弁いただきましたように、国の方としては、輸送コストへの支援という部分については見送ったということでございました。そして、実態把握等々も含めて本年度の予算が付いているということで、県としてもその取組を行いたいというご答弁でございました。
 やはり離島においていろんないいものができて、いろんな産物があります。それが海を渡ることによって、幾分乗った形でほかの地域の産物と勝負しなくちゃいけないと。そこに、やはり離島の方々の悲哀というか、または人が渡ること自体も、誰かに会いに行くためという単純なことでも非常にコストというものを考えなくてはいけない。そういう状況にあるわけですが、そういった中で、できる限りの支援をしていこうということだと思います。そのことを今回調べて、検討して、恒久的にそれらが安くなっていく構造について検討していこうということだと思うんですが、今お話したこととは全く異なる視点ではございますが、しかしながら、各離島には、知事も、一番初めにいただいたように、それぞれの地域の魅力、そういったものをもとにした力、地の力、地力がございます。やはり海を渡ったものは高いというよりも、海を渡ってくるものは、しまのものは安心、そして安全、すばらしいものがある、魅力的なものがある。だからこそ高いんだと、そういった意識もまたひとつ大事ではないかと思っております。
 例えば、私の地元壱岐では、焼酎というものがございます。麦焼酎発祥の地ということで、全国の方々に愛飲いただいておりますが、やはり海を渡っていくから高い。しかし、しまの中でつくっているからこそいいものがあると、そういった強気の部分で価格設定等々も行っているような話も聞いております。
 今後、コストをはねのける産業づくりということで質問したいんですけれども、構造づくり、今回の予算、そして直接支援、先ほど流れた予算ですけれども、さらには、強い産物づくり、勝負できるものをつくる、そういったところにも支援をしていく必要があると思うんですが、ご所見を伺いたいと思います。

【永川企画振興部長】
しまの農水産物、あるいは特産品、そういったものにつきましては、例えば五島の養殖マグロだとか、壱岐のアスパラガスだとか、あるいは先ほどおっしゃった焼酎だとか、対馬のアナゴとかというように、質の高い魅力のある素材がかなりあるというふうに考えております。こうした素材につきまして、県としてどうやって売り出していくかという形のものを考えていかないといけないだろうと思います。
 そういう中で、例えば、水産ですと、「売り出せ!水産ながさき」という販路拡大事業などを行っておりますし、長崎ブランド農産物育成対策事業だとか、あるいは食材の宝庫長崎ブランド確立推進事業などをやっております。こういったものを進めていく中で、やはりしまの農林水産物や加工品のブランド力強化、販売拡大、情報発信というものに取り組んでいく必要があるというふうに考えております。

【山本県議】
ありがとうございます。おおむね今回の予算の中に、先ほどのご説明もございましたとおり、私が先ほど言います3つ、構造づくり。そして、まだまだ直接的な支援が必要ですよねと。それともう一つ、3つ目が、やはりそういったものにも負けない産物をつくっていただく、それに支援をすると。この3つを今後も念頭に事業化、予算化、そういったものについてのご検討を進めていただきたいというふうに思います。


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